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宮崎駿 「風立ちぬ」 [VGC-RM94S]

"Le vent se lève, il faut tenter de vivre."

私は4歳の時に弟を亡くした。弟は、産道を出るところで息が絶えてしまった。外の空気を吸うことも、母親に抱きしめられることもなく、風は止まった。「風立ちぬ」の最後の夢の中で里見菜穂子が出てきた時に、私の頭の中で突然弟の姿が現れた。耳元ではモーツァルトのレクイエム「涙の日」がゆっくりとしたテンポで聞こえてきた。目の前では、ユーミンの「ひこうき雲」が聞こえていたが心に響かなかった。ユーミンのこの曲の生い立ちを家内から聞いて、論理的には理解したが、自分の中ではいまでも「涙の日」が聞こえてくる。「涙の日」の第8小節の合唱で、モーツァルトの風が止まったと伝えられている。風が吹かなくなったモーツァルトは、見舞いにきた歌手が歌う「涙の日」に、激しく泣いたといわれている。


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